こんな経験ない?『長年、英語を勉強したけど、外国人を前にすると全く話せないので、それは恥ずかしいことなのでそんな自分を変えたい』50代以上の英語に苦手意識を持っている女性

こんにちは。カタカナ英会話ジェッタの長谷川です。

みなさま!どんな夏休みを過ごしましたか?


気がつけば、8月ももう後半。すでに夏休みの旅行やイベントを楽しんだ方も多いのではないかと思います。夏休みならではの、素晴らしい思い出ができたことでしょう。


海外旅行にいったり、国内でバカンスをたのしんだり、のんびりと過ごした方とさまざまだと思います。


日本では、「義務教育の中学高校とあれだけ学校で英語を勉強したのに、英語ができるようにならない」とよく言われます。


特に、「高校受験・大学受験で、あんなに必死に単語や文法を覚え、長文読解もさんざん勉強したのに、なぜこんなに英語が話せない?あの努力はムダだったのか?

と悔しく思う人は多いのではないでしょうか。


私自身が思う事は、「日本の高校・大学受験の英語は、決して低レベルではない」ということです。むしろ、非常にきちんとした表現を学んでいたり、ネイティブの人でも厳密に使い分けられないような文法を知っていたり。

でも、いざ海外の人と対面すると、英語で簡単なことが言えない……。(←私が大学生三年生の時、初めて単独海外挑戦したカナダのトロントにいったとき、まさにそうでした)

そこで、

受験英語では、なぜ英語が話せるようにならないのか?何が足りないのか?


ということについて、書いてみようと思います。


英語を読んで理解できても、コミュニケーションはできない


今の中学生の英語の授業は、もしかすると私自身が経験したものと、ずいぶん変わっているかもしれませんよね。時代が違うのだから。


昔はスペルとか文法問題とかが結構あったと思うのですが、今は「会話文」「スピーチ文」「メールの文」などを読んで、穴埋めをしたり、内容に適した解答を選択したり、みたいな問題が中心のようです。


スペルや文法などの細かい知識よりも、「日常的な場面のやりとりの英文」を読んで、何を言われているかが理解できるか、を問うような問題が多いと思いました。


「会話や表現、コミュニケーションを重視している」という、中学校の英語教育の方針(学習指導要領)を反映しているのかな、と思います。方向性自体は、昔よりも「使える英語」が意識されていると思われます。



そんな中、私が最近の文科省の中高入試問題を見て、

思ったこと。


すごく、内容、レベル高い!

正直、これだけの英文を、読んで意味が理解でき、自分である程度使えたら、結構コミュニケーションできますよ。


試験問題には、会話形式の英文も出てきますが、文型はシンプルなものの、そこそこの長さの文が含まれています。そこに出てくる単語や文型を使って、自分が言うべきことを言えたら、会話としてはかなり満足のいく意思疎通ができるのでは?


少なくとも、このレベルの会話ができれば、「日本人は英語が話せない」なんて、誰も言わないはず!

多くの日本人がおそらく、「せめてこれくらい英語ができれば……」と思うであろうレベルの英語が、高校入試問題の中にすでにある、と思いました。


そのためか、「受験英語は英会話にも役に立つよ!」という意見もあります。確かにそれも一理あります。

受験問題を完璧に理解できるほどの語彙基礎知識があれば、基本的な範囲の英語表現はカバーできるかもしれません。

でも……。これだけの試験問題を解くことができても、日本の学生は「英語が話せない」ということを、やはり日本の教育を受けてきた私は深く理解しています。


私達は、英文を「読み」「理解する」ことはできても、英語を使って会話したり、やりとりすることができない。

受験英語は、「英文を読んで理解する」という能力が大きくフォーカスされています。

でも、英語を話す・英語を使う、ということは、「英語の意味がわかる」だけではダメなのですね。「自分で言うべきことを考えて、それを英文で言う」とか「相手との会話のキャッチボールの中で、英語で必要な情報を取得する」ということが必要になります。

英語表現を覚えて意味を理解するだけでは、コミュニケーションはできない。

それを実際の場面で「使えること」が、重要なんですね。

でも、受験勉強では、「知っている単語や英語表現を使ってコミュニケーションする」能力は、鍛えることがほとんどできません。

だから、受験英語をどれだけがんばっても、それだけでは話せるようにはならないのです。



もう一つ、入試問題を解くだけでは英語が話せるようにならない理由があります。

入試問題は、「英文を読んで、正しい答えを選ぶ(書く)」ということが中心です。受験に対応するなら、このテクニックを集中して練習しなければなりません。

『長文の中に空欄があって、選択肢から適した単語を選ぶ』とか。

『長文の中の言葉を、同じ意味に言い換えた文を、選択肢から選ぶ』とか。

でも実際に、特に英語の会話でコミュニケーションを行う場合、大切なことは

  • 自分が知っている語彙や言い回しを使って、状況や文脈に応じたことを言う
  • 状況や文脈から、相手が言ったことを聞き取って、自分がどんな反応をするか決めて応答したり、行動に移す

というようなこと。

実際の場面では、「正しい選択肢」なんてないし、「この文中のこの部分に当てはまる単語は、●●●と▲▲▲、どっちが適切?」なんて考えることは現実的ではありません。


受験英語では、「『この場面ではどんなことを言おう?』と自分で考えて言うという練習にはならないし、「相手に何か言われて自分の理解の度合いに応じて『反応する』という練習にもならないのです。

中学英語はコミュニケーション能力を重視しているけど?

中学校の「学習指導要領」では、「初歩的な英語を使った『聞く・話す・読む・書く』のコミュニケーション能力」を育てることが目標とされています。


これまでの「細かい文法」重視の英語教育から、「使える英語」の学習へとシフトしようとしているのが読み取れます。

中学校の実際の英語の授業がどんなものかはわかりませんが、方針としては理解できます。

ただ、「コミュニケーション能力」といっても、すごくあいまいですよね。

「日常会話」とか「初歩的なコミュニケーション」と気軽に言いますけど、要求される事柄は実は非常に幅広いものです。

「ネイティブの話す英語をちゃんと聞き取れて、時にはPardon?やYou mean…? のように聞き返しながら相手の意図を汲み取り、きちんとした発音で自分の考えを適切に話し読み書きも正確にきちんとできる……。」

「学習指導要領」の記述を読み解くと、このようなことが当たり前のように教育目標とされていますが(私の要約&解釈です)、英語ネイティブじゃない私達『外国人』が、そのレベルで英語を使いこなしてコミュニケーションすることは、実は結構 難しい ことです!!

「こういう時には、英語ではこう言います」

と詰め込むだけでは、こうしたコミュニケーション能力は養えません。

知識を増やしつつ、実際に英語を使う経験をたくさん積み重ね間違いや誤解なども経験しながら、だんだんと「英語を使った適切なコミュニケーション」が行なえるようになっていくのだと思います。


外国語を、滞りなくコミュニケーションできるレベルまで習得するのは、それなりに長い時間がかかる、ということを言いたいです。それなりにというのは個人差がありますが私の考えではジェッタに通えば6カ月~1年あれば問題ないです。

ところで、中学生の英語の授業時間は、年間140時間。1週間に4時間だそうですね。

たった週に4時間の英語の授業で、しかも、30~40人の生徒に先生一人の授業だとしたら。そのような学校の授業だけで、生徒一人一人に(学習指導要領が示すような)英語を使ったまんべんないコミュニケーション能力」を身につけさせようなんて、私からすれば「そもそもムリなんじゃないか??」と正直に思います。


日本人は英語を話す能力が劣っているわけではありません。「学習のために与えられた時間と機会」に比べ、「求められる能力(「読む」以外の英語能力)」が高すぎる、というような気がします。皆さんには、もっと実現可能な学習目標を示して楽しく英会話をしてほしい……。

まとめ

今回の内容のまとめです。


では、受験の英語をがんばっても、意味がないか?といったら、そうでもありません。

その分野の「読む」力は、やはりやればやるほどつくし、「読む」ことだって、英語力の一部として重要なスキルなのです。長い英文が正確に読み取れる、ということは、英語圏でも重要な英語スキルとして認識されています。

でも忘れてはならないのは、それは幅広い「英語力」の一部でしかありません。


社会の中で人と接する時、私達は場面に応じて自分のことを伝えたり、相手に声をかけたり、人から何かを要求されたり、さまざまなやりとりがあります。それは対面の会話だったり、メールだったり、電話だったり。一対一だったり、大勢の人の中だったり。


受験英語の勉強では、それらの練習をすることはできません。

限られた時間の中で、「英語力のどの部分をアップしたいのか」を考えて、それに対応する訓練を積んでいくことが大切だと思います。つまり、「話す英語」の能力を身につけたいなら、「英語を話す」練習をしたり、「話し言葉の英語」を覚えることが、ゼッタイに必要です。それは受験英語と重なる部分もありますが、受験勉強だけではカバーできない部分が非常に多いのです。

私の大学三年生の時にトロントで知り合った友達の話ですが、例え話で1つ。


英語は、学校の授業でしかやったことがないけれど、海外に興味があったので来てみたかった」という感じだでした。「文法などはあまり気にせず、とにかく知っている単語を使って話してみたら、意外と意思疎通できた!」と喜んでいました。


「正しい言葉を選択肢から選ぶ」ことより、「簡単でも、自信なくても、自分で言葉を発してみる」こと。

そして、

「通じた!!」

「あーわからなかった~。」

「へーネイティブの人はこんな言い方するのかぁ。」

こんな喜びや感動を知ることが、「コミュニケーションできる英語」を学ぶ楽しさであり、モチベーションにつながると思います。

この感動は、受験英語では味わえないものです。

英会話を苦手だと思うみなさんには、「私は英語ができない」と思わないでほしいです。


学校の授業や、受験勉強だけで、英語が話せるようにならないのは、ある意味当たり前。


英語が話せるようになりたいなら、これからたくさん話す練習をしていけば、よいのです。ジェッタで練習できます。


長年、義務教育で英語を勉強したけど話せなかったのが悔しいので、3ヶ月~6ヶ月でもう一度やり直して、外国人を目の前にして簡単な道案内から会話ができるようになりたい。という方にオススメのスクールです。